情報メールおけと

トップ  >  防犯情報  > 特殊詐欺に関する情報提供


配信日時: 2017年05月30日 17時15分


 北海道より特殊詐欺対策の情報が入りました。
 オレオレ詐欺被害の実態と、被害防止事例に関する情報提供です。
 「自分には関係ない」と思わないで、十分注意してください。

【直近の被害】
 息子や孫などを名乗る者から、5月25日には小樽市在住の80代男性が「未公開株で失敗した」とだまされ300万円の被害に、また、5月27日には札幌市白石区在住の70代男性が「バッグを盗まれた」とだまされキャッシュカードの被害に遭っています。

【昨日29日の不審電話】
 札幌市白石区で2件の不審電話(「株で失敗」)を確認しています。

【被害防止事例】
 このような中でも、金融機関等関係機関の皆様の「声掛け」で、多数の詐欺被害を防止していただいていますので、その一部をご紹介します。

・5月11日、「カバンを落とした」の手口にだまされた被害者(80代、男性)が、金融機関Aに300万円の引き出しを依頼した際、職員が「何に使いますか?もう一度、息子さんに確認を!」の声掛けにより、息子に連絡を取らせ、未然防止。

・5月18日、「カバンを落とした」の手口にだまされた被害者(80代、女性)が、金融機関Bに130万円の引き出しを依頼した際、説得に応じない被害者に一度は現金を渡したが、不審感を拭いきれなかった職員は被害者宅まで赴き、犯人からの電話に代わりに出てやるなどして未然防止。

・5月23日、「カバンを盗まれた」の手口にだまされた被害者(80代、女性)が、金融機関Cに100万円の引き出しを依頼した際、職員が「のどにポリープができたとだます詐欺が多発。息子に確認を!」の声掛けにより、息子に連絡を取らせ、未然防止。

・5月24日、「株で失敗した」の手口にだまされた被害者(70代、女性)が、金融機関Dに200万円の引き出しを依頼した際、職員がチェックリスト(特殊詐欺被害防止のための質問票)を記入させたところ、数点、「はい」にチェックしたことから上司に報告、警察に通報して未然防止。

【ポイント】
 昨日も不審電話があるということは、現金受取役の「受け子」が道内で活動していますので、引き続き、十分警戒をお願いいたします。

★不審に思ったら、最寄の警察へ相談してください。★

担当:町民生活課住民生活係